えりなのセネガル日記🇸🇳

セネガルの東の都、タンバクンダからお届けします。

現地語たくさん 〜タンバクンダ隊員の苦労〜

セネガル隊の活動言語は、基本的にはフランス語とウォロフ語の2つです。任地によってはウォロフ語ではなくセレール語を使っている隊員もいます。

 

私の任地、タンバクンダはガンビアやマリの国境に近い地域であることから、より様々な民族がいるらしく使われている現地語も多様です。

 

長距離タクシーで移動する際にとなりになった人から、「なんであなたタンバクンダに住んでるのにバンバラ語話せないの😮?」と言われたりします。

いやいや、フランス語とウォロフ語だけで精一杯だよ!!

と、つい言いたくなります。笑

 

配属先の保健センターでは、フランス語やウォロフ語が主に使われています。

でも、市内の保健ポスト(小さな診療所のような場所)に行くと、ウォロフ語、プラール語、バンバラ語が多く話されるようになります。

私はプラール語やバンバラ語は挨拶程度しかわかりません。ということはつまり、スタッフや患者さんが話していることがさっぱりわかりません😂

なので、なにかを理解するためには、フランス語かウォロフ語のわかる人に根気よく質問する、ひたすら観察して自分で考える、それに尽きます。

 

 

また、この前はじめて訪問した小学校にて。

休み時間に、校長先生が他の先生方を集めて私のことを紹介してくれました。その途中で、

 

校長先生「セレール語知ってるか😆?」

 

セレール語、挨拶はできる。通じた。セーフ。

 

校長先生「プラール語知ってるか😆?」

 

プラール語も挨拶はできる。通じた。セーフ。

 

校長先生「バンバラ語知ってるか😆?」

 

バンバラ語も挨拶はできる。通じた。セーフ。

 

でも!その後3つくらい聞いたことのない現地語言われて、????ってなった。はい、アウト。完全にアウト。笑

わたしが知らなかったからといって先生方は特に気にしている様子ではなかったので良かったです。

 

 

さらに、タンバクンダに来たばかりの頃、知り合いの家でお昼ご飯をご馳走になったりアタヤを飲んだりしている時。セネガル人たちの話があまりにも聞き取れなくてぼーっとしていると、「私たちの話してることわかった😊?いまプラール語で話してたんだよ!」とか「いま俺たちバンバラ語で話してたんだよ!わかった??」って言われてびっくりしたり。ウォロフ語じゃないことすらその時は気づかなかった🤦‍♀️

最近では、ウォロフ語かウォロフ語じゃないか、くらいは判別できるようになってきました。笑

 

 

市場でも、プラール族やバンバラ族の人はけっこういます。「プラール語とバンバラ語、どっちならわかる?」と聞かれて、「ウォロフ語しかわからないよー!」って答えると「ウォロフかぁ、、」ってがっかりされることもあります。残念。笑

 

 

フランス語とウォロフ語ですら、なかなか上達しなくて苦労することも多いです。でも、プラール語やバンバラ語を、挨拶だけでも話すと喜んでもらえることがよくあります。

こつこつと色んな現地語おぼえていきたいな〜😊✨

 

 

タンバクンダ市のはずれにあるおうち。ここに遊びに行ったときは、マディンカ語を習いました。

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